今日もまたひとこと

クリスマス

今年10月にローザパークスさんが亡くなりました。

「アメリカ公民権運動の母」と呼ばれる彼女の名前は知らなくても。

1950年代にまだ差別が色濃く残っていたアラバマ州で
公共バスの席を白人に譲らなかった為に逮捕された黒人女性がいた事。

そしてそれがきっかけとなって黒人達がバスボイコットを開始し、
黒人差別撤廃への大きな原動力となった事はご存知の方が多いのではないでしょうか。



こんな風に書くと不謹慎だと怒られてしまうでしょうが。
パークスさんの死亡を聞いて私が一番最初に思ったのは、


「あれ、、、彼女まだ生きてたの??」



だって、
人種差別なんて昔々の出来事のような気がしませんか?

私はもう何世代も前の話の様に感じておりました。

公民権運動の主役がまだ存命だったなんて。

公なる差別がそんな近年まで行われていた事に
今さらながら気づかされ、少なからずショックを受けたのです。


逆にいうと、そんな風に思わせるほど
現在のアメリカは差別に厳しい社会なのですね。
(少なくとも表面上はね…)

人種、年齢、宗教、身体的特徴、、、理由はたとえ何であれ
差別が表立って行われた場合、その結果は恐ろしいものとなるでしょう。

政治家やニュースキャスターなど公共の場に顔を出す人であれば
その人のキャリアはそこで即終わり。
会社であれば、即座に訴訟に持ち込まれ、数億ドル単位での
賠償金を支払わされる事も珍しくありません。


このような事実が背景にあるからでしょうが。

ある意味、「差別をなくそう」 という理由からよりも。
「差別してると思われると厄介だから…」 という理由から
自分たちの言動に異常ともいえるほどの気を使っている人が
多い気がするんですけれどもね。

そのうちこのブログでもPC用語
(コンピューターじゃなくて、Politically Correct の方)について
取り挙げたいとは思っていますが。

とりあえず、今年気になったのは

Happy Holidays! のひとこと。


クリスマスシーズンのこの時期。
去年までは普通に “Merry Christmas!” と皆で言い合っていた様に思うんですけど。
今年は不思議と耳にしません。

代わりに今年は
“Happy Holidays!”
楽しいホリデーシーズンを過ごしてね!
が使われておりました。


考えてみれば、クリスマスはキリスト教のイベント。
それを全員に押し付ける事は形を変えた差別だといえるのかもしれません。


差別って難しいですよね。。。

相手を見下して行う行動のみが差別になる訳ではないのです。
異なる文化、思考を持った相手への配慮が欠けていた場合、
つい何気なくとった言動が差別になってしまう事もあり得ます。


多種多様の人種が混ざり合って暮らす国、アメリカ。

この国ではまだまだ差別撲滅への道を模索中のようです。

ローザパークさんが戦った頃のような表だった差別はなくなりましたが。
それでもまだそこここに残る色々な形の差別をなくす為、
みなが試行錯誤をしているのでしょう。

Happy Holidays! を最初に聞いた時にはちょっと違和感を感じたし。
沢山あるPC用語には失笑してしまうようなものも少なくないのだけれど。

でもこんな努力を続けているからこそ
ローザパークさんの時代が遥か昔の出来事に思えるような社会に
なってきているのだろうと思います。


………
とうとう明日から日本に帰省します。(わ~い!)

日本到着後数日は新宿のホテルに滞在予定です。
新宿近辺(特に西新宿の都庁近辺)で美味しいレストランをご存知の方
情報をお待ちしております!

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by emica96 | 2005-12-25 13:21 | 「なるほど!」の英語たち
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南カリフォルニア在住のエミが日常生活の中で見つけたあれこれです。 今日のひとこと英語と共にお届けしています。
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