今日もまたひとこと

お気楽パームスプリングス:その2

「期待はずれ?」 の印象を持ってしまった今年の
ビジネス・コンファレンス。

でも、良い方向に期待を裏切ってくれた事だってちゃんとありました。

その1つは参加者みんなに配られたギフト。
なんと、、今年は太っ腹なことに一眼レフカメラをくれたのです!
しかもフル機能つきの最新版。


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これがそう。





「いや~、、こんな高性能のカメラ貰ったって
使いこなせないよー。」



機械オンチの私がそう呟くのをまるで察していたかのように
写真教室がコンファレンスの日程の中に組み込まれおりました。


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写真教室の講師として
よばれていたのはBlue Pixel
の社員たち。




もと、報道カメラマンが主なメンバーのこのグループ、
写真技術の教育では第一人者と見なされているのだそうです。

そんな超一流のカメラマン直々に3時間みっちりと
写真の撮り方を教えてもらえたわけですが

カメラなんてこれまで安物しか持った事がなく、
しかも、オートフォーカス以外の設定さえ触ったことがなかった私。

---- 何が何やら全く分かりませんでしたわ。(苦笑)


いや~、写真なんてただ構図と光の方向だけ考えて
パチリ、と撮ればいいものだと思っていたけど、

本当にいいものを撮ろうと思ったら
  - ISO (light required for proper exposure)
  - Aperture (diaframe)
  - Shutter Speed
この3つのコンビネーションに加えてレンズの性能を頭にいれ、
どの場合にはどの設定を選ぶのが最適なのか、常に考えながら
カメラを使わなくてはいけないのですね。

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3時間のカメラ教室中、繰り返し言われたのは
「とにかく自分で試してみなさい」 という事。

技術的にどの機能がどうだとか、どの数値とどの数値をあわせるのが
最適か、などと言われても身にはつかないもの。
とにかく自分で外にでて、沢山の写真を撮りながら試行錯誤し
どの組み合わせがどんな場合に使えるのか身体を使って覚える事が
大切なのだといわれたのです。



プロって本当にすごいものですね。
良い写真を撮るためにはとにかく労を惜しまない。

カメラの持つ機能を全て把握しているだけでも尊敬に値するというのに
それに加えてその場その場の光や構図を最適に捉えるために
何度も微調整を繰り返し、時間をかけ、最大限の努力を重ねているのです。


そしてそこまでの労力をかけた上でも
最後はやはり運に頼るしかないといいます。


それは講師の1人がフラッシュの使い方について説明していた時の事でした。
彼が暗い所で撮影した写真を1枚スクリーンに出し、

「フラッシュは明るい場所でこそ使いなさい。暗い所で撮影する場合には
このようにそこにあるわずかな光を利用して
陰影を強調した写真にした方が良いものになります。」

とアドバイスしたのですが、それに対して聴衆の一人が言い返したんです。

「でも、暗い所でフラッシュをたかないとブレちゃいますよね。
いくらカメラを固定しようとしても、シャッタースピードが下がれば下がるほど
静止像を撮るのは難しくなります。」



そうしたら講師は

“Do you want to know the secret? -- I shot about 20 of them. “

「どうしてこんないい写真が撮れたか秘密を知りたいかい? 
-- 20枚撮ったからさ。」 と。
(確かにシャッタースピードが下がればブレる可能性は高くなる。
でも沢山の枚数を撮れば、その中の1枚位はブレずに綺麗に
写っているものがあるものさ。)


そして続けて言ったのです。

いくらいい構図を考えても、カメラの性能を把握して最高の色合いを
醸し出しても、コントロールできない事柄は山のようにあります。

何気ない家の門の風景が
そこに偶然鳥が1羽舞い降りただけで素晴らしい構図に変わったり。

夕焼けに照らされたガイザー(間欠泉)の風景写真を撮ろうとしていたら
そこにたまたま通りかかった子供が影を落としたために
急に人間味のある温かい写真に変貌したり。

そんな、偶然の素晴らしさに助けられたことは
これまでに数え切れないほどあります。


そう口にした講師は加えてひとこと。

I just hope when unexpected happens, I’m lucky enough to be prepared for it.

「そんなすばらしい偶然に出会えた時のために
出来るだけの準備をしておきたいと思っているだけです。」



I just hope
     私は望んでいるだけです
when unexpected happens
     予期せぬ出来事(素晴らしい偶然)が起こった時に
I’m lucky enough to be prepared for it
     幸運にもそれに対応できるだけの準備を自分がしている事を。



Lucky enough to be prepared for it

カメラの性能、機能、理論をきちんと勉強したり、
良い構図をとる為にする払う惜しまぬ労力。

それらを全部ひっくるめて、prepare (準備する)のひとことで表現し、
「(偶然が起きた時に)それを受け入れるだけの準備が出来ている幸運を饗したい」 と。


たゆまない努力を労苦とは思わず、
自分がその準備をすることができたら幸運だ、との考え方。

そんな謙虚な受け止め方に私は大きく心を動かされ、
「これって、写真だけじゃなくて、人生全てにあてはまることだよなぁ。。。」 なんて
しばし感慨に耽ってしまったのでした。


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下記は写真講座とは無関係。
コンファレンス最終日に開催された自由行動日に参加した料理教室の様子です。

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Copley’s というレストランで開かれた料理教室。

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マッシュルーム・クラストをのせた Halibut (平目)のトマト・バターソースかけ と
タラゴン・アイスクリーム

どちらも「絶品!」の美味しさでした。

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特にHalibut の方は、お客様を家でもてなす際に余計な手間がかからないように
前日、前々日に済ませておける下準備などもあわせて教えてくれたので
とても勉強になりました。

こんど試してみようっと!
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by emica96 | 2008-06-09 06:44 | 旅のつれづれ
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南カリフォルニア在住のエミが日常生活の中で見つけたあれこれです。 今日のひとこと英語と共にお届けしています。
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