今日もまたひとこと

Yes We Can

皆さま大変ご無沙汰しております。

元々不定期更新のブログとはいいながら
何のお知らせもしないまま半年近くも放置してしまってごめんなさい。


仕事の忙しさからブログ更新を滞らせたら元に戻らず。。。

「あれれ、、そういえばもう1ヶ月以上もブログを書いてないんだっけ??」 などと
思っているうちに今日まで来てしまったのです。

この間 mixi も見ていなかったので
そちらでメッセージを下さった皆さんにもお返事をせず、大変失礼しました。。。 
ほんとうにごめんなさい。

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この半年間色々なことがあったけれども
今の時点で振り返るとしたら一番の話題はやはりアメリカ大統領選でしょうか。

日頃あまり政治に関心のない私だけれど
それでもオバマ氏の Victory Speech には心を動かされました。



彼が挙げていた “Change” (変化を!)のスローガンに注目したメディアが多かったようですが
私の心に残ったのは繰り返された Yes We Can (不可能なんてない!)のひとこと。





スピーチの中でオバマ (Obama) 氏は、
Ann Nixon Cooper (アン・ニクソン・クーパー)という
今年106歳になるアトランタ在住の黒人女性の生涯をとりあげ、
彼女の人生の中でどれだけ多くの変化が起こってきたか一つ一つ例を連ねていったのです。


アン・ニクソンが生まれた1900年初頭はまだ奴隷が解放されて間もない時期のことで
マイノリティーにも女性にも選挙権はありませんでした。

そして1930年代には大恐慌に襲われ、アメリカ経済は大混乱。
その後には世界大戦が起きて民主主義自体が危機にさらされたのです。

続いて1950年代にはモンゴメリー・バス、ボイコット事件に端を発する公民権運動があり、
60年代には人類が月に着陸し、80年代にはベルリンの壁が崩され、
その後世界はテクノロジーによって繋がれるようになったではありませんか。


これら一つ一つの事例を挙げる度にオバマ氏は
Yes We Can (私たちにはできるんだ)と締めくくり、
『これまでアメリカは変わってきました。これからだって不可能なことなんてないのです』 と
強調してゆきました。

過去一世紀の中でさえこれだけ劇的な変化が起こってきたではないか、
その当時には到底不可能だと思われていた事が数多く可能になってきたではないか、と。


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そして最後には
自分の子供たちがアン・ニクソンと同じ様に106歳まで生きられるとしたら
一体どんな変化を目にするのかを考えてください、とよびかけます。


This is our chance to answer that call. This is our moment. This is our time -- to put our people back to work and open doors of opportunity for our kids; to restore prosperity and promote the cause of peace; to reclaim the American Dream and reaffirm that fundamental truth -- that out of many, we are one; that while we breathe, we hope, and where we are met with cynicism, and doubt, and those who tell us that we can't, we will respond with that timeless creed that sums up the spirit of a people:
Yes We Can.


今こそがが私たちの時代です。
世の秩序を取り戻し、後世を担う子供達により良い社会を残す為に
私たちに与えられたチャンスなのです。

世界平和や繁栄や、人類の平等化などの理想実現に対して
  「そんな事出来るわけないじゃないか」
  「夢物語だよ」 
そんな皮肉や疑いの目を向ける人たちには
時を経ても変わらぬ信条と、それを支える熱意を持ってこたえましょう。

Yes We Can  

これまで世界は変わってきました。これからだって不可能なことなんてないのです。






10月に入って起きた大手証券会社の破綻とそれに伴う株価の大暴落。
おかげで大統領選挙戦終盤の殆どは経済政策についての議論に費やされました。

日々入ってくる企業の倒産や、雇用率低下などの暗いニュースを耳にするたび、
『次の大統領は大変だろうなぁ。 一体彼は何をしてくれるんだろう…』 
そんな事ばかりを考えていたわたしたち。

でもオバマ氏はそんな直近の問題だけに捉われず
もっと大きな視点、長い期間での改革を提起してくれたように思います。

目先の問題や些細な意見の相違に捉われるのではなく
将来を見据え、高い目標を掲げ、一丸となって伴に道を歩んでゆきましょう、
そんな風に促してくれたのです。



ただ現在アメリカに住んでいるというだけで選挙権も国籍もここにはない私。

そんな私でも心を揺さぶられるような
新しいリーダーが誕生したアメリカを今は素直に羨ましく思います。


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当然の事ではありますが、
オバマ氏のVictory speech は各メディアで大きく報道され、
数え切れないほどのコメントが寄せられました。
中でも私の心に一番残ったのは
CBS、60 minutes という番組の最後につけくわえられた Andy Rooney氏のもの。

普段はとってもシニカルで多弁なコメンテーターのアンディ・ルーニー、
今回に限ってはとてもシンプルにきめてくれました。

まずは近年のアメリカの歴史を振り、その後でオバマ氏のスピーチを引用しただけの
簡素な報道。
そして自分の感想は最後の最後にひとこと。

We’ve come a long way; a good way.
     私たちはこれまで長い道のりを辿ってきました。 
     良い方向への道のりです。




これから先、この国はどういう道のりを辿るのでしょう。
100年後にはどんな世界が作り上げられているのでしょう。

先のことは全く想像がつかないけれど、



We’ve come a long way; a good way.
     私たちはこれまで長い道のりを辿ってきました。 
     良い方向への道のりです。





100年後にもこれと同じコメントが残されるような世の中になりますように。




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下記のサイトでオバマ(Obama) 氏の Victory Speech が見られます。
http://www.youtube.com/watch?v=Jll5baCAaQU
http://www.chicagotribune.com/news/politics/obama/chi-barack-obama-speech,0,524762.story?page=1

英語ですが、雰囲気だけでも味わってみてください。

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by emica96 | 2008-11-11 18:34 | 「なるほど!」の英語たち
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南カリフォルニア在住のエミが日常生活の中で見つけたあれこれです。 今日のひとこと英語と共にお届けしています。
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