今日もまたひとこと

カテゴリ:旅のつれづれ( 43 )

ペルーから戻りました: その2

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ペルー旅行のハイライトの1つはマチュピチュ観光。

別名『天空都市』とも呼ばれるこの街は
16世紀にスペイン人から逃れる為にインカ人が作った
秘密都市だと言われています。


マチュピチュを訪れるにはクスコから日帰りする人が大半で、
私たちもそうしたのだけれど。
この都市を本当に堪能したければマチュピチュ観光に
最低2日はかけるべきだと現地に行ってから知りました。


1日目はガイドツアーに参加して
様々な見所や、それにまつわる研究結果について教えてもらい。

2日目は前日に習った知識を元に自分たちで遺跡を歩き回ったり
または、マチュピチュを見下ろす聖山、ワイナピチュ登山を楽しむ。

というのが理想的な観光日程なのだとか。


確かにクスコからマチュピチュへと日帰りしようとすると
朝6時発電車に乗って出かけたって、
マチュピチュに滞在できるのはせいぜい3時間半。

そんな短い時間に、あの神秘につつまれた都市を
鑑賞しつくすのはどう頑張っても無理がありましょう。


ただ、ペルーにつくまでそれを知らなかったもので。
(ちゃんと下調べをしてからでかけましょう…)
「そ、、そんな事言われたって、今さら日程変えられないよ~」
と、途方に暮れてしまった私たち。

マチュピチュをじっくり堪能するのは諦めざるを得ませんでしたが
逆に
「1日で、2日分楽しんでやる!」と
妙な闘志を燃やしてしまったのでした。



まずマチュピチュ観光は
ガイドツアーに参加する事からはじめました。

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私たちのガイドは陽気なマリオおじさん。

プロなんだから、当たり前といえば
当たり前なのでしょうが、遺跡の事は
隅から隅まで知り尽くしています。




‐マチュピチュには上流階級のみが住むことができた。
‐750人から1000人が住んでいたと見られている。
‐16世紀に建てられ、わずか50年ほどしか使われなかった。
‐マチュピチュは2つの断層に囲まれており、地震から守られている。
‐段々畑になっている農地に使われている土壌は別の場所から運ばれて来た。
‐正確に東西南北を指し示す石がある。
‐祈祷に使われていたとみられるとある部屋は、窓に向かって話しかけると言葉が部屋全体に反響する。
‐一見同じように見える家々は、神殿と住居では石組みの精巧さがまるで違う。

などなど、などなど…。

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メモを取らなかったので大半は忘れてしまったし
記憶違いもあるかと思うけれど。
でも、ちゃんと知識のある人に説明をして貰いながら遺跡を見学すれば
味わいも深まろうというものです。



そうそう、
『マチュピチュ』って本当は街の名前ではないのだそうですね。

マチュピチュは都市が建てられた背後の山の名前。
1911年にハイラム・ビンガムがこの都市を発見した際、
都市の名前が分からなかったので
山の名前をそのまま街につけたのだとか。

『マチュピチュ』とは原住民の言葉、ケッチャ語で『老いた峰』。
向かいには対のように『若い峰』の意の『ワイナピチュ』がそびえます。

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マチュピチュの写真には
必ず正面に写っているこの山がそう。

このワイナピチュ、
インカの人々には聖山として崇められているそうで
山中にはいくつかの神殿があります。


でもね、
ワイナピチュの神殿より何より、
煩悩に溢れた私がそそられてしまったのは
ここからの眺め。

だってホラ、高さといい、角度といい
マチュピチュ全体を鑑賞するのに最適な場所じゃないですか。


こう思う人は私だけではないらしく。
山頂からの眺めを目当てにした人達でワイナピチュ登山は賑わいます。


写真で見ると物凄く急な岩山のようだけれど。
ガイドブックによると
登山自体は見かけほど辛くないよう。

「2時間から2時間半あれば山頂まで登って降りてこられます」
と書いてあります。

普通の体力がある人だったら
ちょっと頑張れば踏破出来そうな山ですよね。

ただ私の場合、問題となったのは時間。

マリオおじさんのツアーが終了したのが12時半。
クスコに戻る為の最終のバスが出るのが2時半。

バス停までの移動の時間を考慮にいれると
(遺跡は結構広くて、迷路みたい…)
ワイナピチュ登山に使えるのは1時間半しかありません。


で、、、どうしたかって??
それはもちろん
「2時間かかる登山を1時間半でやってのけてやろうじゃないの!」
と豪語させて頂きましたとも。(笑)


いや~~~、でも、辛かったです。

後先を鑑みず、最初は駆け足で登り始めちゃったりしたもので。
登山開始後20分にして、汗はダクダク、心臓はバクバク。

すぐに体力を使い果たして
10歩歩いてはゼーゼーと荒い息を吐きつつ
立ち止まるという恐慌状態に陥ってしまったのですね。

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さすがにもう駄目だと思いました。

急斜面なので登山中は山頂が見えず、
自分がどの位置にいるのか分からないのです。



20分間必死で登ったつもりだけれど。
まだきっと山頂までの道のりの3分の1位しか来ていないのだと思って
「こりゃムリだ~、とても時間内になんて登頂できないよ。
やっぱり諦めて引き返そう。」
そう呟いた正にその時でした。

山頂から降りて来たおばちゃまが私達を見てひとこと。

“You are almost there!” 「もうすぐよ!」


You are あなたは
almost もう殆ど
there! そこにいます


上記の構文でのThere は「目的地」。
この場合はもちろん山頂を指します。

ですからおばちゃまは
“You are almost there.”
「あなたはもう殆ど目的地にいるわよ!」
つまり
「もうすぐで山頂よ!」と
言ってくれていたのでした。


なんにせよ、この言葉を聞いた時はもう、
地獄に天使の声を聞いた気分でした。

だって、目的の山頂はまだまだ遠いと思っていて。
今まさに諦めて引き返そうと思ってたんですもん。

既にalmost there なのなら時間内に到達できそうじゃないですか。


実際、おばちゃまのこのセリフから15分少々で山頂に到着。

それまでかいた汗を一気に吹き飛ばすような
涼やかな風にふかれながら
遥か足元に見下ろすマチュピチュの風景を楽しんだのでした。
(断崖絶壁でちょっと怖かったけど)
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ちなみに、、、
ワイナピチュ登山口に戻ってみれば
トータルでかかった登山時間は1時間15分。

山頂で15分位のんびり休憩した事も考え合わせると
なかなかのタイムだったといえましょう。



そうそう、最後に付け加えておきますと。
このワイナピチュ登山、本当に辛いのは実は登りではなく降りです。

特に階段を使って降りようとすると
(山頂付近には登山ルートが2つあり、階段か山道かが選べます)
そのあまりの急勾配に泣きそうになります。

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この階段、傾斜が急な上に幅が狭く、
掴る所もなく、降りは本当に怖いんです。
(写真では怖さが分かってもらえないのが残念!)



高い所は平気なはずの私が、
本気で半べそをかきました。。

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by emica96 | 2005-10-13 03:40 | 旅のつれづれ

ペルーから戻りました: その1

ようやっとペルーから戻って参りました。


職場には先週の半ばから復帰していたのですが。

皆からやたらと
「おかえり~!」の声をかけられました。

私がペルーへ旅行にいったのが余程意外だったのか。
普段さしてあんまり話をしない人たちまで
「バケーションはどうだった~?」って
親しげに声をかけてくるんですよね。



厳密に言うと英語には
「おかえり」の言葉はありませぬ。

代わりにみんなが口にする言葉は
“Welcome back!”

welcome は  「ようこそ」
back は 「戻ってきたね」

直訳すれば 「(君が)戻ってきて嬉しいよ」となるこの言葉。
やっぱり短く「おかえり!」と訳すのが一番相応しいと思いませんか?



それはそうと、、、
ペルーは楽しかったです~。
異文化の土地にゆくとリフレッシュできるし、
色々と気づかされる事も多くて、とても良い経験ができました。

とりあえず
備忘録として私の旅行日程を記しておきましょう。

欲張りな駆け足旅です。
移動ばかりで疲れるし、一箇所をじっくり堪能できないし。
これからペルーに行かれる方は
この日程を反面教師になさる事をお勧めいたします。(笑)

9/27 (Wed): リマ着: 深夜着 (飛行機)
9/28 (Thr): リマ市内観光
9/29 (Fri): クスコへ移動:  クスコ市内観光 (飛行機)
9/30 (Sat): マチュピチュ観光 (クスコから電車で日帰り)
10/1 (Sun): プーノへ移動: (ペルー鉄道で10時間の旅)
10/2 (Mon): チチカカ湖を観光の後、リマへ移動 (飛行機)
10/3 (Tue): ナスカの地上絵観光 (リマからナスカへ飛行機で日帰り)
深夜の便にてアメリカ帰

そして最後に写真をいくつか。


これはインカ帝国の首都だったクスコの街並み。
石畳と坂道に囲まれた、趣のある素敵な街でした。

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これが「かみそりの刃一枚通さない」と言われるほど精巧なインカの石垣。
有名な12角の石もここにあります。
これほど大きな石をどうやって切り出したのかは未だに分かっていないのだとか。

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これはコカ茶。
コカインの原料のコカの葉のお茶です。
高山病に効くそうです。




「幻覚とか見ちゃったらどうしよう…」なんてビクビクしながら
飲みましたがこんな少量では何も起こる訳がありません。

ちなみにコカはアンデスの人々にとっては
大切な食生活の一部なのだとか。


そしてこれが滞在したホテル。
とても清潔だったし、従業員さんも良い人ばかりで
この宿はお勧めです。

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by emica96 | 2005-10-10 12:37 | 旅のつれづれ

ただいま留守にしております

突然ですが、
明日からPeruに行ってきます。


「フランス行きが消えてゆく~~~」と大騒ぎした直後なので
みんなから「えっ、パリに行くの?」と聞き返されちゃうのですが。


今回出かける先はParis ではなく Peru。
南米のペルーでございます。


パリからペルーへ。

パリ行き(実現しなかったけど)は突然降って涌いた話だったけど
ペルー行きは以前から計画していたバケーションなんですよね。

友達夫婦のペルー旅行の写真を見せて貰っているうちに
どうしても自分でも行きたくなって。
気がついたら飛行機を予約しちゃってました。


明日から7日間、首都リマを手始めに
マチュピチュやナスカの地上絵などをめぐってきます。



さて、
7日間も留守にするとなると心配になるのは仕事のこと。

普段私はバケーションにもノートブックPCを持参し、
旅先からもメールチェックは怠らないのですが。

今回はさすがの南米。

インターネット接続ができないはず、、、などと
失礼な事を言うつもりは毛頭ないにせよ、
やはり治安と、移動の多さを考えるとパソコン持参は
避けたほうが懸命でありましょう。


それ故、今回の旅は 
『すみませ~ん、休暇中なので仕事は全くできませ~ん』 
の不在通知をメールソフトに設定させて頂きました。


下記がその不在通知。

Thank you for your message.
I'll be out of the office on vacation from September 27th through October 4th with no access to email.
If you require immediate assistance, please e-mail XYZ at XYZ@abcd.com., otherwise I will respond to your request on October 5th.

Sorry for the inconveniences,
Emi,

メールを頂きましてどうもありがとうございます。
9月27日より10月4日まで休みに入っております。
この間メールが読めない為、返事は10月5日にさせて頂きます。
もし、急用がおありでしたら、XYZ さんにメールで連絡をして下さい。
(この XYZ はボスの名前とメールアドレス)
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
エミ、



ちなみに最初の
I'll be out of the office on vacation from September 27th through October 4th with no access to email. は メールのOut of office reply (不在通知)の決まり文句。

on vacation 「休暇中」を
on business に変えれば 「出張中の為」

with no access to e-mail. 「メールへのアクセスがありません」 を
with limited access to e-mail に変えれば
「メールを読むのに制限があります(=メールへの返事が遅くなります)」
となるのですね。 (出張中や休み中など、頻繁にメールチェックが出来ないときに便利)

状況に併せて使い分けられる便利な表現です。



という事で、、、
今回は仕事を忘れて旅行を楽しんできます。

だけど昨日ペルーで大きな地震があったんですよね。
ホントに行って大丈夫なのかなぁ…?

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by emica96 | 2005-09-27 21:39 | 旅のつれづれ

空を見上げて


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この写真は7月にモニュメントバレーに行った時に撮りました。


a0037874_1436014.jpgモニュメントバレーというと、
こんな西部劇に出てくるような景色だけを
思い浮かべてしまいがち。
実際これだけを見にやってくる観光客も
沢山います。


でも、、、モニュメントバレーはそれだけの場所じゃないんです。
この風景の奥には一般車の立ち入りが制限されている地域があって
そこには大らかで、静かな風景が広がっています。

巨大な岩は独特の形に梳られており、私たちを包み込むように
見下ろしています。よく見ると落ちてこないのが不思議なほど
危うい状態で立っている岩もあるのだけれど、近づいても何故か
恐怖は感じません。

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ドーム上になった岩の中に入ってみると、
母親の胎内に返ったかのような、そんな心安らかな安心感につつまれました。
ネイティブインディアンが今でもここを
聖地としているのが少しだけ理解できたような気がしたのです。


そんな静かな気持ちになって
ぬけるような青い空を眺めていたら、

"Sky is the limit"

という言葉が心に浮かんできました。


"Sky is the limit" とは、直訳してしまうと 「空が制限」
つまりは、「制限なんてないさ」 という事です。
「制限なんて設けていないから、好きなだけしなさい。」 という様な時に
よく使われる表現方法です。


空って高いものなんですね。

モニュメントバレーの自然に包まれていたら
そんな当たり前の事が今更ながらに、身にしみました。

改めて 「空には手が届かないんだ‥」 と感じ、
"Sky is the limit" の言葉の意味がやっと理解できた気がしたのです。


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by emica96 | 2004-10-11 14:43 | 旅のつれづれ

救いの神とのお食事会(シカゴ:4)


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しつこいですがシカゴの続き。
ホテルに行こうとして道に迷ってしまったまま、
「えぇ~い、このままダウンタウン観光に出かけちゃえ!」と
開き直ってしまったキャリーと私。
とても楽しい午後を過ごしました。

シカゴはいい街でしたよー。
気候はいいし(これは偶々その日は運がよかっただけみたいだけど‥)
街はきれい。しかもダウンタウンでは夜になっても
女の子が平気で1人で歩いているなど、
治安の悪さは微塵も感じさせませんでした。

でもね、私が一番気に入った点は
アメリカにしては珍しく、古さと新しさが上手く融合している所。
街の中心部は勿論高層ビルの摩天楼がそびえたっているのだけれど、
その反面でちょっと郊外に出ると、「アメリカンカントリー」の典型と思える
古いレンガ造りの可愛らしい家々に囲まれます。

そしてダウンタウンでは高層ビルの横によく手入れされた公演や野外劇場が広がり、
あちこちでストリートミュージシャンを見かけるんです。
街のオープンカフェでは無料コンサートも開かれているようで
ひとびとが楽しんで生活している様子がよく伝わってきました。


「いいいねー、いいねー。」なんて楽しんで観光をしていたキャリーと私ですが、
夕暮れが近づくにつれ、さすがに少しずつ心配になってもきました。
だって、『ホテルへの道順を見つける』という問題の解決を先延ばしに
してしまった私達。さすがに暗くなる前にはホテルに辿り着いておかないと
マズイです。

そろそろ夕食も食べたいのだけれど、ダウンタウンで食事をしてしまうと
ホテルに行くのは確実に真っ暗になってから。
昼間なら道に迷っても笑い話で住みますが、夜になってしまったらさすがに
身の危険を感じます。

「できればダウンタウンでご飯食べちゃいたいけどねぇ‥。」 
「でも、やっぱりホテルに先に行くべきじゃない?
ご飯はホテルのダイニングで食べようよ。」 
などと言い合っていたら携帯電話が鳴りました。

とって見ると、電話の主はフィルです。
フィルも今回の出張の同行者。ただ、私達とは別のフライトで
飛んできたので彼のシカゴへの到着は夕方だったのでした。

「今ホテルにチェックインしたんだけど、君らは何処にいるの?」
と聞いてきます。

「いや~、今ダウンタウンにいるんだけどね、ホテルへの道順が分からないから
そろそろホテルに向かわなくちゃと思っているのよ。」 
などと最初は説明していたんです。
でもね、、ここでまたピン!と閃きました!

だって、フィルは今ホテルにいるんです。
彼がホテルからダウンタウンまで来てくれれば、
帰りも連れて帰って貰えるじゃないですか!

正に救いの神の登場です!!

この機を逃してなるものかと、
「私達今ダウンタウンにいるんだけど、フィルもおいでよ~。」って
誘いをかけました。もちろん
「ホテルからダウンタウンの道のりをきちんと調べてきてねっ!」 と
念を押すことも忘れません。

これで問題は一挙に解決!
夜遅くまでダウンタウンで食事をしていたって、フィルがちゃんと
ホテルの場所を把握しているから安心ですよね。

ということで、、、
そのままダウンタウンに残り、フィルと落ち合った後、
救いの神の彼とともに食事を済ませてからホテルへと向かった私達なのでした。


そうそう、一応確認をしておくと
遊んだ事ばっかり書いていますが、このシカゴ旅行は一応出張です。(信じて!)
つまり、食費は経費として会社持ち。後で出張清算をして
払い戻しをしてもらう事になります。

でね、、、3人で夕食を一緒に食べるのはいいんですが
出張清算をする為には、レシートが必要となるんですよね。
つまり、キャリー、フィル、私の3人それぞれが別々に食事代の領収書を
貰っておかないといけないのですね。3人で1枚のレシートじゃダメなんです。

「請求書を3つに分けて欲しいんですけど‥」

英語ではこれをどういう風に言ったらいいのかな、と悩んでいたら
キャリーが横でウェイターさんに向かって正解を口にしてくれました。

"Can you split the bill in three ways?"

Split the bill とは、「bill (請求書)をsplit (分割する)」。
in three ways とは、 「3つに」 ですね。

「割り勘にする時にはこうやってお願いするばいいのか‥。」 と
また1つ英語を勉強してしまった所でシカゴ観光はお終いとなりました。


     ・   ・   ・   ・   ・   ・   ・

これが食事の後にチェックインしたホテルの様子。(ちゃんと辿り着けてよかった!)
「さすがウェスティン!」 素敵な内装でした。

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by emica96 | 2004-08-31 11:30 | 旅のつれづれ

だれが助けてくれる? (シカゴ:3)

これが今日の出発地、私達が迷い込んだミシガン湖のほとりです。
さすが、アメリカ5大湖の1つ、巨大で対岸が見えない為、
海かと思っちゃいますが、間違いなく湖です。

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     ・   ・   ・   ・   ・   ・   ・

さて、初めて行ったシカゴで迷子になってしまった私達。
「もしかして、、、道に迷った?」 と
気がついた時点で既に空港から30分ほど離れてしまっており、
湖のほとりの寂しい場所に入り込んでいたんです。
幸いなことに、まだお昼を少し過ぎたくらいの真昼間だったので
知らない所に入り込んだからといって身の危険を感じるという事は
ありませんでしたが。

とりあえず車を道の脇に停め、「どうする‥?」 とキャリーと顔を見合わせてし
まいました。
途方に暮れるというのはまさにこういうこと。
だって、2人とも地図を持っていなかったので現在地の確認のしようもなかったんです。

「空港まで戻ろうか。」 とか、
「通りがかりの人に道を聞いてみようよ。」 とか色々と話し合ったのだけれど
どれもいまひとつ。

そのうち、キャリーが、「そうだ!電話で誰かに聞いてみるっていうのは?」 と
言い出しました。
「誰かって誰よー。私シカゴに友達なんていないよ。」 と最初は言い返した私ですが、
考えてみればこれ、悪いアイディアじゃないですよね。
別に今シカゴに住んでいなくったって、シカゴの街をよく知っている人だったら
電話で助けてくれられるかもしれません。

問題は誰に助けてもらうかということ。

「シカゴの街を良く知っていて、ホテルの場所も分かる人はというと‥」 と
考え初めて思いつきました。
「そうだ!ホテルに電話してみればいいんじゃない!?」
考えてみれば簡単なこと。ホテルへの道順を教えて貰いたいんです、
だったら、友達なんかに聞かずにホテルに直接聞いてみればいいじゃないですか!

ということで、、、
キャリーが宿泊予定のウェスティンホテルに電話をしてくれました。

道順を聞きたい時、英語ではこう言うようです。

"Can you give us directions?"

directionは「使用方法」 とか 「指示」 などという意味で使われる事が多いですが
「道順」 という意味にもなります。つまり、上の英語を訳すと、
「私達に道順をくれますか? =(ホテルへの行き方を)教えて貰えますか?」 です。
もちろんホテルに限らず、レストランや友達の家などに行くとき、
「行きかたを教えて」 と頼む時によく使われる英語です。


話を戻します。
ホテルに電話をかけたキャリーが
「今空港から West Devon Street まで車で来たのだけれど、
ホテルへの道順を教えて。」と尋ねると
「なんでまた、そんなホテルと反対の方向に行ったの?そこはもうダウンタウンの近くよ。」
との答え。

「いや、レンタカー会社で貰った道順が間違っていてね‥」とか何とか
説明をしたりもしたのだけれど、そのうちフト閃いて
「ねぇそれだったら、いっその事、このままダウンタウンに観光にいっちゃおうよ!」と。


どーせこの日は仕事はなし。
予定では、まずホテルにチェックインをし、着替えてから
ダウンタウンに遊びに行くつもりにしていました。
という事は、チェックインを後回しにして先に観光をしちゃっても
一向に差支えはない訳です。


「予定変更!ホテルへの道順じゃなくて、ダウンタウンへの道順を教えて!」と
叫んだキャリーにホテルの人は苦笑いしていたようですが、
無事ダウンタウンへの道のりを教えてもらい、一路シカゴ観光へと向かった
私達なのでした。


え?
それじゃあ問題を先送りにしただけでホテルへどうやって辿り着くのかは
まだ解決していないじゃないかって?
ま、それはそれ。
人生どうにかなっちゃうものです。救いの神はちゃんと現れてくれます(笑)。


     ・   ・   ・   ・   ・   ・   ・

a0037874_4383369.jpgこれはシカゴのダウンタウンで
見つけた噴水。前衛的なデザインが
シカゴの町並みと
マッチしているからか
違和感は感じませんでした。
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by emica96 | 2004-08-29 04:41 | 旅のつれづれ

どこでもない所 (シカゴ:2)


私は方向音痴です。
自慢じゃありませんが、自分が毎日働いている会社のビルの中でだって
迷子になります。
どっちが北か南かなんて全く分からないから地図も読めないので
初めてゆく土地ではドキドキです。

でもね、、、シカゴで迷子になったのは私のせいじゃありません!
これだけは声を大にして主張させて下さい。


先週出張に行った時、同じフライトでシカゴ空港へ着いたのは同僚のキャリーと私の
2人だけでした。仕方ないので、私達だけで空港近くのハーツでレンタカーを借り、
ホテルへと向かったんです。

ホテルへの行き方はハーツで道順をプリントアウトして貰いました。
地図ではなく、
『Central Street を1マイル行き、I-90 (高速道路)にのり5マイル走る。
Edison exit で高速をおりる‥』 といった形の道案内でした。

運転手ではなく、ナビ役に廻った私は
「間違えないようにナビをしなくっちゃ!」 と緊張しながら一文一文を丁寧に読み、
案内に書いてある通りをキャリーに伝えたんです。
途中、人通りのない住宅街の道に入ったりして不安になったりもしたけれど、
案内に書いてある道順はひとつも間違えずに、きちんと最後まで辿り着きました。

最後の一文の、West Devon street (5.8 miles) を読み終わって、
「これで終わり!この道を5.8マイル行けばホテルに着くはずよ。」 って
キャリーに伝えた時、どんなに嬉しかったか。
「私にもナビができた!」って バンザイをしたい気分でした。

それなのに、、、
West Devon の道をどれだけ行ってもホテルは見えて来なかったんです。

「おかしいねー。この辺のはずなんだけど‥。」 と言い合いながらも
更に運転を続けると、なんと道は行き止まりになってしまいました。
道の先には湖が見えます。

事前に見た地図によると、ホテルは空港の近くにあり湖とは反対にあるはず。
しかも私達がたどりついたのは、周りには建物らしい建物も見当たらない
寂しい場所です。

「どこよ、ここ。」 と私が口にしようとした正にその瞬間、キャリーが一言。

"We are in the middle of nowhere!"
「こんなとこ、何にもないじゃないの!」って。

"nowhere" というのは、文字通り、「どこでもない所」。

つまり、英語の in the middle of nowhere を直訳すると
「どこでもない所のど真ん中にいる」 となります。

まぁ、そこが寂しい場所だったのは確かだけれど、私たちがその時いたのは
シカゴの空港から30分ほどの所。
キャリーの台詞を聞いて、
『nowhere (どこでもない所)って言われるほどの田舎にいる訳じゃないよな~。』
なんて、呑気に考えてしまったのは、まだ私に余裕があったからなのでしょうか。
それとも、既にパニックに陥って
どうしていいか分からなくなっていたからなのでしょうか。

いずれにしてもその時点で、
空港で貰った道案内は全く間違っていた事が判明したのです。
2人ともシカゴの地図は持っておらず、自分達がどこにいるのかも全く分からず。
どうしていいか分からない状態に陥ってしまっていたのでした。

この後どうしたかって?

それはまた次回。

     ・   ・   ・   ・   ・   ・   ・   ・   ・   ・

ちなみに、これはドライブの途中でたちよったファーストフードレストラン。
ミートボールサンドイッチがおいしかったです。
(この時はまだ自分達が道に迷っているなんて知らなかったのよね‥)


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by emica96 | 2004-08-26 16:09 | 旅のつれづれ

名前に何をつけるって? (シカゴ:1)

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シカゴに出張に行ってきました。 (上はシカゴのダウンタウンの写真です)

まぁ、出張といっても一泊二日。
しかも実質私が必要だったのはたかだか2時間くらいのミーティングだけだったのだけど。
こんなお気楽出張なんて本当に珍しいです。貧乏性の私としては、
「これだけの為に往復の飛行機代&ホテル代を会社に負担させちゃっていいの??」と
申し訳なくなってしまうほど楽な出張でした。


とは言うものの、、、普段は電話&メールでしか交流のない人たちと実際に会って
話ができる機会というのは本当に有意義なものですね。

今回のミーティングで初めて会ったサンディは電話ではそれこそ数え切れない位
話をしている相手でした。
仕事上の事ならどんな些細な事でも気軽に連絡をしあい、
「も~、今度こんなミスをやらかしたら納品差し止めだよー。」とか何とか、
気安く冗談を言い合えるくらい仲良しだったんです。

電話の明るい気軽な感じから、彼女はせいぜい30代前半の女性だと思っていました。
だからこそ私も歳の差をあまり気にせずに友達感覚で接していたんですよね。

それが、、、
実際にあったサンディはなんと白髪頭の、恰幅のいいおばちゃま。
一番最初に目にした時にはまさか彼女がサンディだとは思わず、
「サンディに会いにきたんですけど‥」って
取次ぎを頼んでしまったほど、想像していたのとは違った人だったのでした。

いや、別におばちゃまだったからどうだというのではないのですけどね。
アメリカだと仕事仲間に年齢って関係ないし。
でも、、、やっぱりこれだけ年上の人にあんな軽口は叩いちゃいけないんだろうか‥。
「とりあえず、これからはもうちょっと丁寧に応対しよう。」 って
思ってしまいました。


あ、そうそう、こんな風に知り合いだけれど顔を知らなかった人と出会う事を英語では
“Put a face to the name” 「名前に顔をつける」 といいます。

サンディにも、
”Emi, nice to finally meet you in person. It’s great to put a face to the name.”
「エミ、やっと会えて嬉しいわ。名前に顔をつけられる 
(=どんな顔をした人なのかが分かる)って本当にいいものね。」 と言われました。


ブログでお友達になった皆さんの名前にも、いつか顔をつけられる日がくるといいな。
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by emica96 | 2004-08-23 03:54 | 旅のつれづれ

生きてください


いきなりシリアスなタイトルを付けてしまいましたが、
今日もまたアメリカンジョークのお話。

この写真を見てください。
去年の夏、アラスカクルーズなんぞに参加したのですが、
その時に立ち寄ったスキャグウェイの街で見かけた標識です。
踏切の横に立っていたんです。

a0037874_14202954.jpg
Railroad Crossing の下には赤字で
"Stop, Look, Listen, and Live" って。

訳すまでもない注意書きですよね。
まぁ、日本で同様の注意書きをするとしたら
「踏切横断の前には、一旦停止し、
安全を確かめてください。」とでも
なるでしょうか。


それを、
「停まって、(電車が近づいて来ないかどうか)見て、聞いて、
そして生き延びてください」
だって。

ちなみに、この看板が立っていたのは遮断機も警報機もない踏切の脇でした。
確かに、一旦停まって確認してから横断しないと
電車に轢かれて死んじゃうかもしれないんですが。
だからってこんなはっきり "Live" (生き延びてください)って書かなくても、、、ねぇ。

ちなみに、これが踏切全体の様子。
電車は滅多に通らないそうです。

a0037874_14205047.jpg
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by emica96 | 2004-08-11 14:25 | 旅のつれづれ

だって分からないんだもん

またもやメサベルデ国立公園について。

メサベルデで参加したレンジャー引率ツアーは本当に面白かったです。
自分たちだけで見て回っていたら絶対に見落としていたような所も
見せてもらえたし。前にも書いた通り、レンジャーと参加客とのやりとりを
聞いているだけでも楽しかったし。

でもね、「じゃあ何が一番印象に残ってる?」と聞かれたら
私は、レンジャーのおじいさんがツアーの締めくくりに発した
次の一言を挙げるでしょう。

"Maybe we don't have to turn every stone."
「全ての石をひっくり返してみる必要はないのかもしれません。」

a0037874_16303056.jpg
レンジャーはツアーの間中、様々な知識を
私達に披露してくれます。
遺跡のそれぞれの部屋がどういう用途で使われていたか、
そこで暮らしていた人達がどんな生活を営んでいたか、
などなど。

でもね、メサベルデについては
まだ未知の部分も多いのだとか。
ネイティブインディアン達が文字を持たなかった為、
多くの考古学者が調査を繰り返している現在でも、
分からないでいる事は少なくないのだそうです。

と、ここまで説明した時に、レンジャーが
"Maybe we don't have to turn every stone." のセリフを口にしたのでした。

"turn every stone" とは 「全ての石をひっくり返す」。
つまりこの場合では
「(史実を明らかにする為に)隅から隅まで発掘して調べつくす」 という意味にとれます。
ですからこの言葉、私は
『分からない物は分からないままにしておいてもいいのかも知れません』 と訳します。


メサベルデに限りませんが、私は遺跡が発掘されているのを見ると
複雑な気持ちになります。

史実や遺跡を調べたり研究したりする事は素晴らしいし、
そこから学べる事もまた沢山あるというのは分かっているのだけれど。

でも、それを調べるために、遺跡そのものを掘り返したり、遺跡の一部を
切り取ったりしているのを見ると、なんだか古人の墓を暴いているような
そんな申し訳ない気持ちになってしまったりもするのです。
そして、古人を100%理解しようとする事はある意味高邁なのではないかとも。

分からないものは分からないものとして受け入れ、その上で敬意を払う、
そんな立場をこそ私達現代人はとるべきなのではないかと感じます。

そんな私の気持ちを、
"Maybe we don't have to turn every stone."
という言葉はよく表してくれているように感じました。
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by emica96 | 2004-07-28 16:35 | 旅のつれづれ



南カリフォルニア在住のエミが日常生活の中で見つけたあれこれです。 今日のひとこと英語と共にお届けしています。
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