今日もまたひとこと

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弾丸の噛み心地

部下が会社を辞めてしまいました。。。

えぇ、実はいるんですよ、、、私なんぞにも部下というものが。

ま、部下と言ってもたかだか二人だけだし。
しかも、部下達は私が転職してくる前から職場にいるので
ダメ上司の私は彼らの仕事の半分も理解していないというていたらく。

「組織のマネージメントもしてます。」 なんてことは
口が裂けてもいえませんけどね。


今回辞めてしまったのは二人のうちリーダー格だったマリー。

彼女はもうかなり年配で、しかも数年前から健康状態も良くなかったんです。
本来ならばまだ引退するにはまだ間がある年齢なのだけど、
体調不良はやっぱり色々な所で影響が出るらしく、
仕事自体よりもむしろ毎日の通勤耐えかねて引退することに決めたのだとか。


このマリーが私の部下となったのはつい数ヶ月前のことですが、
彼女と私はそれより何年も前から同僚、兼、友人として
ずっと仲良くしてきていたんです。

仕事が優秀だっただけではなく人間としてもとても出来た人だったマリー。
休憩時間には、彼女のこれまでの体験談を話して貰ったり
私の愚痴を聞いてもらったり。
年齢差のせいもあって、私にとっては
母親か、年の離れたお姉さんのような、頼りがいのある存在でした。


その彼女が、会社を辞めるのを知ったのは
私が転職してきてすぐのこと。

「もう随分前から考えていたことなんだけど…」

そう言って引退話を切り出された私はもうパニック。

「あなたなしで、どうしたらいいのよ~~~。」

泣き出さんばかりにして拝み倒してはみたものの、
彼女が辞めるという意思を覆させることはできませんでした。


正直いって途方にくれてます。


これまで私は自分の事に精一杯で、部下の仕事には
ほとんど手が回らなかったんですよね。
全くもって上司とは名ばかり。
何から何までマリーに頼りきっておりました。


「私ひとりでハンドルするなんて無理よ~~。」

いつまでも、グチグチと弱音を吐いていた私。


堪りかねたのか、とうとう最後の最後にマリーから一喝されちゃいました。


Emi, I know you can do it.
You just have to bite the bullet.


「エミ、あなたならできるから。
大変だってやりぬかなくちゃいけないのよ。」

Bite the bullet を直訳すると 「bullet (弾丸)を噛む」。

その昔、まだ麻酔技術のなかった頃、
戦争で負傷した兵士の手術をする際には、鉛の弾丸を噛ませて
痛みに耐えさせたのだとか。

弾丸を噛んで痛みに耐え抜く、という所から
「覚悟をきめて(大変な事を)やりぬく」 という意味で使われるそうです。


日本刀を振り回して戦っていた国の私には
あまりピンと来ない表現だったけど、
「腹をくくる」 とでも訳してみれば、言わんとしている事は分かる気がしますよね?

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by emica96 | 2007-02-27 14:46 | 「なるほど!」の英語たち

ミネソタ行き:その2

出張報告第二弾。

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ミネソタの空港でおちあった
同僚のスコットと私。
早速レンタカーに荷物を積み込んで
宿泊先のホテルへと向かいます。




途中ちょっと道に迷ったりしつつも
それほど大きなトラブルはなく、目的に辿り着き、
さぁ、チェックインをしようと荷物をみると、、、

あれぇ?
同じ鞄が2つあるではありませんか。

出張時の機内持ち込みバッグなんて
みんな似たような物を使っていると思うけど。
でも、似たような物だからこそ、各自のこだわりが
現れるというもの。

私はもう5年近くも前から、コーチの黒い鞄を愛用しています。
さして高級ではない割に
すっきりしたデザインと、別に設けられたスーツ入れが
仕事の時には便利なのでね。

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これがそう。




どこにでもありそうな鞄のくせして
今まで同じ物を持っている人には会った事がなかったのに
今回なんと、旅の友のスコットがまるっきり同じ鞄を
使っていたのでした。


「鞄、お揃いだね~。」
そう笑いかけた私に返してスコットがひとこと。


“You and I have very good taste”
「キミも僕もセンスがいいね。」


You and I         キミと僕は
have            持っている
very good taste    とてもよいテイストを


Taste (テイスト)という単語の訳を
私は 「味」 しか知りませんでしたが
この単語にはもう一つ、「センス」という意味もあるのです。

友達の家のインテリアや、洋服のセンスを褒めたい時、
「センスいいね~。」 なんて日本語で口にするのと同じ
状況で good taste は使われます。


お揃いの鞄を見て
You and I have very good taste と言ってきたスコット。

この場合はもちろん私のセンスを褒めてくれた訳ではなく
「キミも僕もセンスがいいから同じものを選んじゃったんだよね」 という
一種の冗談ですけどね。
アメリカ人お得意のジョークでの切り返しです。


さて、たった一泊の駆け足出張だったミネソタ行き。
泊まったホテルはなんと、
Mall of America の目の前。

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このMall of America、なんでもアメリカで一番大きな
室内ショッピングモールなのだとか。

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買い物好き、大きい物好きのアメリカ。
「大きなショッピング・モールなんて珍しくないじゃん」 と
私は思っていたのですが。

なんとここ、
室内ショッピング・モールの真ん中に遊園地まで作ってあります。

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「真冬は寒すぎて、屋外では何にも出来ないからね。」
スコットはそう言って笑ってたけど。

私はやっぱり遊園地は遊園地で別に作ってほしかったな~。

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by emica96 | 2007-02-19 17:11 | 旅のつれづれ

ミネソタ行き:その1

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ミネソタ州に行ってきました。

出席しなくちゃいけない会議がありまして
一泊二日の駆け足出張。

私はミネソタなんてどこにあるのかも知らなかったんですけど、
地図で見たらなんとミッド・ウェストの最北端。

「うっわ~~、寒いぞ~~。」 

と皆から脅されるような所なのでした。

話は横にそれますが。
アメリカ人の友人に 「うっわ~~、寒いぞ~~。」  と言われても
「(気温は)何度くらい?」 とは聞けません。

だって返事は華氏で返ってきちゃうから。

「う~ん、、、10度くらいかな?」 なんて言われて
「なんだよ、全然寒くなんかないじゃん。」 と安心し、後からこっそり
http://convertit.com とかで調べてみると、
華氏のプラス10度はなんと、摂氏で測ればマイナス22度。

昼間の一番暖かい時間でこんなに寒いなんて
冷え込む朝晩はどうなっちゃうのか、考えたくもありません。

メモ代わりに書いておくと、華氏は英語で Fahrenheit、記号では°F です。
私達が使う摂氏は Celsius。 だから記号だと ℃と表されるのですね。


ま、それはそうと。
今回のミネソタ行きは会議出席が目的だったせいもあり、
かなり大勢での出張だったというのに、みんな移動はバラバラ。
各自で飛行機を予約して、
空港で適宜待ち合わせをしてからホテルへと向かいます。


私の旅の友はスコットでした。

最近になって一緒に仕事をする様になったばかりのスコットはセールス担当。
自宅のあるサンノゼから直行便でミネソタへとやってきます。
対する私は南カリフォルニアからデンバー乗り継ぎのフライト予定。

スコットのフライトが午後6時半、私のフライトが6時45分に
それぞれミネソタ空港着の予定だったので
「じゃあ、レンタカーのピックアップ場所で待ち合わせて
一緒にホテルに行こうよ」 と言い合っていたのですよ。

こういう形の待ち合わせの時に一番困るのは飛行機の遅れです。
まして私は天候不順で悪名高いデンバー空港乗り継ぎだったので
「フライトが遅れそうだったら携帯に電話しておいて!」と
スコットから言い渡されておりました。

とっころが。
デンバー空港に降り立った私の携帯には既にスコットから
留守電が入っているではありませんか。

聞いてみたらなんとメッセージは
My flight is running late.
「僕のフライト遅れてるんだ。」

なんでもサンノゼ空港に積もった雪が溶けず、
出発が何時になるか分からないのだとか。

ちなみに
「飛行機なんだから、
running (走る)じゃなくて frying (飛ぶ)じゃないの?」
と思われてしまうかもしれませんが、

is running late というのは、
「遅れている」 という時の決まり文句。
「遅れて走っている」という意味ではありません。

スケジュールが遅れている時には大抵使える言葉なので
飛行機や車などの移動手段だけでなく、
予定が押していて次の待ち合わせに間に合わない時などにも
“Sorry, I’m running late.”
「ごめんなさい、私(の予定)ちょっと遅れちゃってるのよ 
(=あなたとの約束にも遅れそうなの)」
の様にして使われる便利な表現です。


さて。
空港からホテルまで連れていってくれる予定のスコットが遅れるとなると
困ってしまうのは私の方。
彼をすっかり頼りにしており、ホテルの場所さえ把握していないという
ていたらくだったのでね。

「まずい、、、誰か他の人に助けて貰わないと路頭に迷うぞ。」
ドキドキしながら考えてしまったのですが、
結局心配は杞憂となりました。

なぜなら私のデンバー発の乗り継ぎ便も見事に遅れてくれたから。

搭乗時間通りに飛行機に乗り込み、
機体のドアも閉まったというのに飛行機が動き出す気配がなく、
おかしいな、、と思い出したら機内放送がありました。

なんと、、、

「出発準備は全て整ったのですが、
飲み物とプレッツェルがまだ積み込まれていないので飛びたてません」

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アメリカの国内線で供される
飲み物とプレッツェルといったらこれ。




「わざわざ乗客を待たせてまで
出さなきゃいけない物か、これがっ!?」


と思ったのは絶対に私だけではないはず。
さすがUAさん、やってくれますな。(笑)

プレッツェルのせいで遅れた私のフライトは
結果的に7時25分ミネソタ着。
サンノゼから飛んできたスコットのフライトとほぼ同じ時間に到着となりました。

ま、結果オーライなんでいいんですけどね。
顛末を話したらスコットに大笑いされましたわ。



これは飛行機の窓から眺めた寒そ~なミネソタの町並み。
出張報告、次回に続きます。

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「プレッツェルなんてどうでもいいから時間通りに飛んでくれ~~」 と思った
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by emica96 | 2007-02-15 15:26 | 旅のつれづれ

ファミリー:ついでのおまけ

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Family comes first. It always has; it always will.
(家族が最優先です。今までそうだったし、これからもずっとそうします)
のひとことを耳にした途端、
タイガー・ウッズの俄かファンとなってしまった単純な私。

熱は未だに冷めやらず。
先々週末にはなんと、生身の彼をひと目拝まんと
ゴルフ・トーナメントの観戦に行ってしまいました。

実はPGA Tour のひとつ、Buick Invitational が
近所のゴルフ場で行われたのですが、
このトーナメントのタダ券が手に入ったのです。


それは木曜日の夕方のことでした。

オフィスで仕事をしていると
「観戦チケット余ってるけど、欲しい人?」 と聞かれたんです。
そこで、大して気乗りのしないまま
「あぁ…。 余ってるんなら貰おうかな。」と手を上げたところ、
「ほい。」と手渡されたのは何と Sky box (スカイ・ボックス)席のチケット。

最終ホールをグルリと取り囲む、あの、特別席のチケットだったのでございます。

18ホールを見下ろす、完璧なビューを持つ位置に座席が確保されているだけでも
何やらVIPになった気分で得意満面なのに。
Sky Box はテントで覆われているから陽射しは避けられるし
食べ放題、飲み放題の豪華ビュッフェ付きだし、
いやいや、、、言うことありませんわ。



ただね、朝から最終ホールに陣取っていても選手は誰も来ないので
途中までは皆と一緒にコースを歩き回って観戦します。

最初はやっぱり1番ホール。
ティーグラウンドの傍に張り付いていれば、プロの素晴らしい
ドライバーが次から次へと見られます。


一番ホールのドライバーはその日最初のショットなので
打ち始める前にオフィシャルが選手を一人一人紹介するのですね。

選手の出身地やら所属やらなんやらごちゃごちゃ言っていたみたいですが
マイクの音量が低すぎて細かい事は全く聞こえず。
唯一耳に入ってきたのは、

Please welcome Tiger Woods.
「タイガー・ウッズ選手をお迎えください」
のひとことだけでした。


Welcome はもちろん「ウェルカム!」。
そのまま使われると「ようこそ!」と訳されると思いますが、
単語の意味は「歓迎する」です。

故に、Please welcome Tiger Woods. を直訳すると
「タイガー・ウッズ選手を歓迎してください」

ちょっとこなれた訳になおすと
「タイガー・ウッズ選手をご紹介します。皆さんどうぞ拍手で迎えてください。」
とでもなりましょう。

この言葉、パーティーや会同などで大人数を相手に
誰かを紹介する時の決まり文句です。
「暖かく迎えてあげてくださいね」の意を含んで
Please welcome と口にする事が多いです。



話を戻しますと、
Please welcome (暖かくお迎えください)なんて前置きが要らない程の
熱狂的声援で観客に迎えられたタイガー・ウッズ。

観客に笑顔で手を振った後には
その日一緒に回る選手と彼らのキャディーさん達に握手をして挨拶していたんですが
驚くことに、その時に彼が発した挨拶の言葉はなんと、

“Hi, I’m Tiger.”
「ハイ、僕はタイガーです。」


思わず笑っちゃいましたよ~~。

知ってるって! キミの名前なんて名乗らずとも
ここにいる何万人全員が。


超のつく有名人なのにごく普通の人と同じような挨拶をした
タイガー・ウッズ。
謙虚さの表れなのか、何も考えていないからなのかは分かりませんが、
傍で聞いていて何やら可愛く感じてしまったのでした。


さて、一通りドライバー・ショットを見終わった後は
大抵お目当ての選手と一緒にコースを周ったんですけど、
やっぱりタイガーの周りはすごい人。

全部のホールをついてて周るのはあきらめて、2~3ホールだけ見てみたのですが
運のいい事に、ちょうど私が立っていた目の前のバンカーに
タイガー・ウッズのボールが落ちてきたり、
その日唯一彼が出したイーグルを目の前で目撃できちゃったり。
中々運が良かったようです。
(カメラは持ち込み禁止の為、写真は全く撮れませんでした、残念!)


最後はSkybox に戻って特別席から18ホールのホールアウトを観戦。
タイガー・ウッズの7連続となるPGA ツアー 優勝を見届けた後、
せっかくなので、その場で引き続き行われた表彰式も見てから
帰途につきました。

ちなみに優勝を決めた直後にはタイガー・ウッズのお母さんと奥さんが
グリーン脇まで駆け寄ってきてビッグ・ハグ。

一応公的な場であるPGA ツアー会場に、私的の代表格の家族を
登場させてしまうなんて、
公私のけじめをはっきりつける日本ではあまりないことですよね?

アメリカは良くも悪くも、やっぱり
Family comes first, なんだよな~、と思ってしまった
私のゴルフ初観戦でありました。

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by emica96 | 2007-02-11 05:56 | 「なるほど!」の英語たち



南カリフォルニア在住のエミが日常生活の中で見つけたあれこれです。 今日のひとこと英語と共にお届けしています。
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