今日もまたひとこと

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10年越しのお買い物

時計を買っちゃいました!

念願だった腕時計、ボーム& メルシェのリネア。

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実はこれ、昔憧れていたお姉さまがしていたもので
今までずーっと欲しいと思い続けてきたものなのです。


それは私が学校を卒業した直後のこと。
新卒で入社した日本の会社には 「チューター制度」 なるものがありました。

新入社員一人一人にマンツーマンで 「チューター」 とよばれる先輩社員がつき、
仕事はもちろん、会社生活全般に亘って手取り足取りの指導をしてくれたのです。


私のチューターを勤めてくれたのは当時入社10年ほど(多分…)のTさん。

カッチリとしたスーツを着こなし、長い髪をたらしながらも
自然体でバリバリと仕事をこなす彼女はすぐに
私の憧れの人となったのですが、
その彼女の腕に職場でいつも 『キラリ』 と光っていたのが
この時計だったわけなのですよ。


ゆえにこの時計は私にとって 『デキル女』 の象徴。


これまでずっと欲しいと思い続けてきつつ、きっかけも思い切りもつかなくて
購入には至らなかったのだけれど、
つい3ヶ月ほど前にネットでタイムセールになっているのを見つけてくれた人がおりまして。

「これも縁だよ!」 
清水の舞台から背中を押されてしまったわけなのでした。



この時計、この通り薄いブルーの文字盤にあるのは
Baume & Mercier との会社名とΦ(ファイ)のロゴだけ。
時刻を表す数値は文字盤をグルリを取り巻く周りに刻まれているのみ、
というシンプルさが大人の女性にぴったりではありませんか。

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時計が手元に届いた瞬間から心底気に入って
早速身に付け、自己満足にニンマリしていたら、
なんと! 偶然にも当のTさんからメールが届いたのです。



しかも
「ご無沙汰してるけど元気ですか? 突然ですが、
出張で来週そちらへ行きます。
時間があったら一緒にご飯でもどうですか?」 
との有難いお誘い。


いや、、、指定された日ってホントは仕事が忙しくて、
夕食食べてる余裕なんてなかったんですけどね。
でも、それはそれ、、、周りを拝み倒してスケジュールに都合をつけましたわ。


その時一番助けてくれたのは部下のヘザー。

「昔すご~~くお世話になった人が来るの!どうしても会いたいから、お願い!!」 
そう頼み込んだら、

Is that the lady with the watch?
「それって、例の腕時計の人?」 
そう聞いてきた彼女。

面倒な仕事を全て引き受けてくれただけでなく、
「楽しんできてね~。
ちゃんと 『あなたの真似して腕時計買っちゃいました!』 って報告するのよ。」
だって。


「いやいや、、、そんな、Tさんに腕時計のことなんて報告できないよ。
だって、、そんなの、ストーカーしてたみたいじゃないの。」

そう言い返した私に彼女はひとこと、


She maybe flattered.
     喜んでくれるかもしれないじゃない。


Flatter という単語を辞書で引くと
「媚びる、へつらう」 などの言葉が出てきますよね。
故に、私はこれまでこの言葉を悪い意味でとらえていたのですが
どうやら受身で使うとそうとばかりもいえないようです。

She is flattered.  とすると、
「彼女は(誉められて)嬉しく思う、喜ぶ」 の意味になり、
媚びられて、とか、お世辞を言われて、などのネガティブな意味は
入ってこないようでした。




いや~~~、みなさん、どう思います?

だってね、、Tさんにお世話になったのはもう10年以上も前のこと。
以来、私は職場も変わり、連絡も途切れ、
最後に彼女に会ったのは6~7年も前だったんですよ。

そんなにご無沙汰していた私が、昔、彼女がしていた腕時計にあこがれ続けて
今更手に入れちゃったって、、、逆の立場だったら
ストーカーにあっているようで、ちょっと不気味ですよねぇ。。。



ヘザーに言われて、ちょっと悩んだものの、
小心者の私はやっぱりTさんに腕時計の事は報告できず。
当日はバレないようにはめていた時計を彼女に会う直前に外す、という
念の入れようだったのでした。



でも、Tさんとのディナーは楽しかったです!

無理しついでに平日だったのにも関わらず我が家に起こし頂いたのですが、
同様に昔Tさんにお世話になったという隣の部署の
F岡さんと、うちのダンナと、4人で大笑いして過ごしました。


昔話からみんなの噂話から、、、話題は尽きなかったのだけれど。
一緒に話していてヒシヒシと感じたのは
「Tさんってホントにすごい人だったのね…」 のひとこと。


気取らず、自然体で、いつもニコニコしているのにも関わらず
仕事は超優秀で、当時から周りの評判のとても高い方でしたが、
今ではナント、某戦略室の室長。

『女性では』 などという前置きをおかずとも、
出世頭の先頭集団を走っていると言えましょう。

そんな彼女に入社直後に一対一で教えを請えた私は
なんて幸せだったのかと、今更ながらに自分の運の良さに感謝したくなりました。


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以下はディナーの備忘録。

自分も会社に行かなくてはいけない平日でもお客様をお迎えできるように
前の晩に作り置きできる簡単料理ばかりです。
(写真は係の人が撮り忘れちゃったのでまた今度。)

メニュー:
チーズプレート
     生ハム、ブルーチーズ、ブリエ、クラッカー、グレープの
     盛り合わせ
     <ガラス製のグレープの足のお皿>
前菜盛り合わせ
     ピーマンママリネのエッグアンチョビソースがけ
     (アンチョビフィレがなくて、チューブで作ったらやっぱしイマイチ)
     エンダイブ&ロブスターソース(コスコの)
     <レノックスの白のオーバル・プレート>
ロジャース・ウォルドフサラダ
     最後に胡桃を入れるの忘れた!
     (赤リンゴで作ったけど、これはやっぱり青リンゴの方が美味しい)
     <レノックスの白のサラダ・ボール>
ムール貝の冷製カレー風味ソース
     あらかじめ火を通し、貝を半分とった上で冷凍してあったものを
     ミツワで購入。(身が厚くて美味しかった)
     その場で作ったので温かかったけど、私はその方が好き
     <ダンスクの長方形の薄いお皿>
ラザニア
     Everyday Italian の Lasagna
     (お肉は、ひき肉の代わりにイタリアンソーセージをケースから
     外して炒めたものを使用
     <ブルーのベイキング・プレート>
アイスクリーム
     ハーゲンダッツのクリーム・ブリュレ
     オレンジのコアントロー風味
     <クレート&バレルで買った青のガラス皿>
コーヒー
     メキシコのお土産
     <ダンスクの白のマグカップ>

飲み物:
ワイン(白、赤、それぞれ1本づつ)

テーブル・セッティング:
カーキ色の無地のテーブルクロス
ブルーの網目のランチョンマット
銘々にはレノックスのブルーのお皿
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by emica96 | 2008-06-16 12:01 | オフィスでのひとこと

お気楽パームスプリングス:その2

「期待はずれ?」 の印象を持ってしまった今年の
ビジネス・コンファレンス。

でも、良い方向に期待を裏切ってくれた事だってちゃんとありました。

その1つは参加者みんなに配られたギフト。
なんと、、今年は太っ腹なことに一眼レフカメラをくれたのです!
しかもフル機能つきの最新版。


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これがそう。





「いや~、、こんな高性能のカメラ貰ったって
使いこなせないよー。」



機械オンチの私がそう呟くのをまるで察していたかのように
写真教室がコンファレンスの日程の中に組み込まれおりました。


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写真教室の講師として
よばれていたのはBlue Pixel
の社員たち。




もと、報道カメラマンが主なメンバーのこのグループ、
写真技術の教育では第一人者と見なされているのだそうです。

そんな超一流のカメラマン直々に3時間みっちりと
写真の撮り方を教えてもらえたわけですが

カメラなんてこれまで安物しか持った事がなく、
しかも、オートフォーカス以外の設定さえ触ったことがなかった私。

---- 何が何やら全く分かりませんでしたわ。(苦笑)


いや~、写真なんてただ構図と光の方向だけ考えて
パチリ、と撮ればいいものだと思っていたけど、

本当にいいものを撮ろうと思ったら
  - ISO (light required for proper exposure)
  - Aperture (diaframe)
  - Shutter Speed
この3つのコンビネーションに加えてレンズの性能を頭にいれ、
どの場合にはどの設定を選ぶのが最適なのか、常に考えながら
カメラを使わなくてはいけないのですね。

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3時間のカメラ教室中、繰り返し言われたのは
「とにかく自分で試してみなさい」 という事。

技術的にどの機能がどうだとか、どの数値とどの数値をあわせるのが
最適か、などと言われても身にはつかないもの。
とにかく自分で外にでて、沢山の写真を撮りながら試行錯誤し
どの組み合わせがどんな場合に使えるのか身体を使って覚える事が
大切なのだといわれたのです。



プロって本当にすごいものですね。
良い写真を撮るためにはとにかく労を惜しまない。

カメラの持つ機能を全て把握しているだけでも尊敬に値するというのに
それに加えてその場その場の光や構図を最適に捉えるために
何度も微調整を繰り返し、時間をかけ、最大限の努力を重ねているのです。


そしてそこまでの労力をかけた上でも
最後はやはり運に頼るしかないといいます。


それは講師の1人がフラッシュの使い方について説明していた時の事でした。
彼が暗い所で撮影した写真を1枚スクリーンに出し、

「フラッシュは明るい場所でこそ使いなさい。暗い所で撮影する場合には
このようにそこにあるわずかな光を利用して
陰影を強調した写真にした方が良いものになります。」

とアドバイスしたのですが、それに対して聴衆の一人が言い返したんです。

「でも、暗い所でフラッシュをたかないとブレちゃいますよね。
いくらカメラを固定しようとしても、シャッタースピードが下がれば下がるほど
静止像を撮るのは難しくなります。」



そうしたら講師は

“Do you want to know the secret? -- I shot about 20 of them. “

「どうしてこんないい写真が撮れたか秘密を知りたいかい? 
-- 20枚撮ったからさ。」 と。
(確かにシャッタースピードが下がればブレる可能性は高くなる。
でも沢山の枚数を撮れば、その中の1枚位はブレずに綺麗に
写っているものがあるものさ。)


そして続けて言ったのです。

いくらいい構図を考えても、カメラの性能を把握して最高の色合いを
醸し出しても、コントロールできない事柄は山のようにあります。

何気ない家の門の風景が
そこに偶然鳥が1羽舞い降りただけで素晴らしい構図に変わったり。

夕焼けに照らされたガイザー(間欠泉)の風景写真を撮ろうとしていたら
そこにたまたま通りかかった子供が影を落としたために
急に人間味のある温かい写真に変貌したり。

そんな、偶然の素晴らしさに助けられたことは
これまでに数え切れないほどあります。


そう口にした講師は加えてひとこと。

I just hope when unexpected happens, I’m lucky enough to be prepared for it.

「そんなすばらしい偶然に出会えた時のために
出来るだけの準備をしておきたいと思っているだけです。」



I just hope
     私は望んでいるだけです
when unexpected happens
     予期せぬ出来事(素晴らしい偶然)が起こった時に
I’m lucky enough to be prepared for it
     幸運にもそれに対応できるだけの準備を自分がしている事を。



Lucky enough to be prepared for it

カメラの性能、機能、理論をきちんと勉強したり、
良い構図をとる為にする払う惜しまぬ労力。

それらを全部ひっくるめて、prepare (準備する)のひとことで表現し、
「(偶然が起きた時に)それを受け入れるだけの準備が出来ている幸運を饗したい」 と。


たゆまない努力を労苦とは思わず、
自分がその準備をすることができたら幸運だ、との考え方。

そんな謙虚な受け止め方に私は大きく心を動かされ、
「これって、写真だけじゃなくて、人生全てにあてはまることだよなぁ。。。」 なんて
しばし感慨に耽ってしまったのでした。


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下記は写真講座とは無関係。
コンファレンス最終日に開催された自由行動日に参加した料理教室の様子です。

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Copley’s というレストランで開かれた料理教室。

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マッシュルーム・クラストをのせた Halibut (平目)のトマト・バターソースかけ と
タラゴン・アイスクリーム

どちらも「絶品!」の美味しさでした。

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特にHalibut の方は、お客様を家でもてなす際に余計な手間がかからないように
前日、前々日に済ませておける下準備などもあわせて教えてくれたので
とても勉強になりました。

こんど試してみようっと!
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by emica96 | 2008-06-09 06:44 | 旅のつれづれ

お気楽パームスプリングス:その1


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5月の初旬にパームスプリングスに行ってきました。

一応出張だったんです。

去年私がフロリダに行ったのを覚えておいででしょうか? 
(去年の投稿はこちら: お気楽フロリダその1 、 その2) 
毎年5月に行われる 「ビジネス・コンファレンス」という名の会社をあげての慰労会。

今年はそれが南カリフォルニアのパームスプリングスで開かれたのです。



う~む、、、
去年の会が印象深かっただけに今年は何かイマイチでしたわ。


去年のホテルは超高級ボカラトンだったのに、今年はマリオットだったし。

外部から招待されたスピーカーは
去年はコーリン・パウエルもと国務長官だったのに、
今年は良くわかんない (私の知らない) 人だったし。

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お遊びのお祭り出張にモンクを言っちゃぁいけないと知りつつも
『期待はずれ』 の印象はぬぐえません。


「なんかさぁ、、去年の会の方が良かったよねぇ、、、、色々と。」


がっがりした私が思わずそう呟いてしまったら、
一緒にいた同僚のマットはボソリとひとこと。



“They raised the bar last year.”
「去年期待値をあげちゃったからね。」


Raise the bar を直訳すると、「バーを上げる」。
これは「達するべき水準(レベル)を上げる」 を意味しています。


言葉の由来は知りませんが
この表現は走り高跳びをイメージすると理解しやすいかと。

走り高跳びでは1つレベルをクリアする度に
跳ばなくてはいけないバー(棒)の高さを上げて行きますよね?

この場合の raise the bar 「バーをあげる」 も正にそんな感じ。

自分、または他の誰かが良い結果を出す度に周りの期待値(達するべき水準)も
つられて上がり、次回は更に良い結果を求められる、、、という事なのです。




パームスプリングスで行われた慰労会に話を戻すと、、、
ま、去年よりも良くなっていた事もいくつもあったんですけどねー。

エンターテイメントの一環として行われたライブに来ていたバンドもその1つ。

去年はカウンティング・クロウズだったけれど、
今年は Wyclef (ワイクリフ)だったのです。

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カウンティング・クロウズは 「そんな古いグループ知らないよ~。」 だったけれど
ワイクリフは最近もヒット曲を出している歌手。

特にシェキーラと一緒に出した Hips Don't Lie はきっと皆さんも
耳にした事があるはず。




有名なだけではなく、観客を盛り上げるのも上手だったので
パフォーマンスを楽しめたのは良かったこと。

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でもね、、、
招待されてくるバンドに関してはもともと
「今年は Black Eyed Peas が来るらしいよ!!」という噂が飛んでいたのです。

噂はかなりの信憑性を持って語られていたため
ファーギー・ファンの私はすごく楽しみにしていたのですね。


それなのに、、、ふたを開けてみたら違うひと。


期待が大きかっただけにそれを裏切られた失望の度合いも大きくて。


「なんだよ~~~。」 とがっかりの溜息をついて飲んだくれ、
コンサートの途中で部屋に帰っちゃいました。

ワイクリフ ファンの皆さん、ごめんなさい。。。。。。





加えていえば、今回のコンファレンスではこの人の登場もナイス・サプライズでした。

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インディアナ・コルツのクォーターバック、ペイトン・マニング。
アメフト・ファンの私は大興奮だったけれど
登場を全く予期していなかったので、すご~く後ろの席に座っており
顔はステージ横にあった大型スクリーンでしか確認できなかったのです、
残念。
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by emica96 | 2008-06-02 03:40 | 旅のつれづれ



南カリフォルニア在住のエミが日常生活の中で見つけたあれこれです。 今日のひとこと英語と共にお届けしています。
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