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今日もまたひとこと

初体験:その2

アメリカ人数人と集まって何かを決めようとすると。
ちょっと面白い念の押され方をする事があるんです。

それは
“Going once,,, going twice,,,, going for the last time…”
という3度に渡る確認。

「じゃあ今月の売り上げ目標は○○ドルでいいわね?
異論があるんなら今のうちにいってよ。」
なんて話し合いをしている時など。
みんなの意見が一通り集まり最終決定がなされる段階で
このセリフが使われているのを時折耳にします。

「Going once, going twice,,,, going for the last time…
OK、異論がないようだからこれで決まり~。」
という様に再確認のために使われているのですね。


今回私は初めて知ったのですが
これって実はオークション用語(?)だったのです。


オークションって、まず価格をあげて、
「はい、この値段で買う人~」って参加者に問いかけるじゃないですか。
買い手はその問いに応じて、自分の番号札を上にあげ、
購入意思を示します。

逆に言えば、だんだん値段をつりあげていって
「この値段で買う人~」と言っても誰も番号札をあげなくなったら
オークションはお終い。
その1つ前の価格にて競り落とされたという事になります。

その最終価格を決める時のセリフが。
“Going once,,, going twice,,,, going for the last time,,,,”
だというわけ。

これは「この価格で決まりでいいですか?
(もっと上の価格を出す人はいませんか?)」という問いかけを
3度にわたって確認するための言い回し。

Going once (これでいいですか~?)
going twice (再確認しますよ、いいんですね~)
going for the last time, (これが最後の確認ですよ)

と念をおしているのですね。



さて、前回のブログにも書いた
スクリプス癌センターの資金集めの為に開かれた
チャリティーオークションイベント。

第2部はライブオークションでした。

会場はこんな感じ。お金持ちそうな人がいっぱいです。

初体験:その2_a0037874_4263179.jpg初体験:その2_a0037874_4282973.jpg


ライブオークションに出される賞品はもともと値段の高いものが多いです。
あと、普通では手に入らないユニークなものが出品されている場合が多いので
その意味からも値段はつりあげられがちだと言えましょう。

下記が賞品の例。
例1:「一日消防士になる」権利
丸一日消防士になりきり、訓練にも参加する。
消防車に備えられている消防機器の使い方を習い、その日に火事が
発生したら、一緒に現場まで急行する。

例2:「ドゥルーブリーズ(有名プロフットボール選手)と
一緒にゴルフをする」権利

例3:「人気レストランのシェフが家にきて、
プライベートディナーを作ってくれる」権利

ちなみに、それぞれの賞品の落札価格は以下の通りでした。
例1:2800ドル
例2:5500ドル
例3:1200ドル

お金ってある所にはあるんですねぇ…。
こんな高額商品を即決で購入する資金も度胸もない私は
ただただ、口をあけて呆然としておりました。

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by emica96 | 2005-05-16 04:30 | 「なるほど!」の英語たち
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南カリフォルニア在住のエミが日常生活の中で見つけたあれこれです。 今日のひとこと英語と共にお届けしています。

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