メキシ コシティで大名旅行:その3 今更ながらの最終回
長い事このブログにお付き合いくださっているみなさんはきっと
「またかよ。」 とお思いだったでしょうが、更新が滞りました、、、ごめんなさい。 かなり間が開いたので今更の感はありますが、 せっかくなのでメキ シコ旅行記最終回、書かせていただきます。 ――――――――――――――――――― さてさて、、、メ キシコ旅行ももう終盤。 4日目はメ キシコ・シティの中心地、ソカロの見学です。 Cathedral と国立宮殿の見学が中心でしたが 地図上でふと目に入った国営質店にもフラリと立ち寄ってみたりして。 # だって、「 『国営』 質店ってなんじゃい?!」 と # 興味津々だったのですよ。(笑) なかなか楽しい時間を過ごす事ができました。 これは国立宮殿の中。 メキシ コの歴史を描写したという壁画は圧巻です。 ちなみにこの日でK氏夫妻はアメリカに帰国。 我が家だけがもう一日長く滞在しました。 メ キシコ最終日の5日目は T夫 妻と一緒にソチ ミルコへ。 水の都だったアステカの都市を結んだという水路跡。 世界遺産にも指定されています。 カラフルに装飾された船を一艘借り切っての舟遊び。 家族中で船に乗り込んで踊っている人たちがいたり。 マリアッチ楽団が演奏にやってきたり。 日本の行商のように、食べ物を売りに来る船があったり。 優雅で楽しいひと時を過ごせます。 船からあがった後はSan Angel Innで優雅なランチをとってから空港へ。 T夫妻と楽しかったメキシ コ旅行に別れを告げたのでした。 正直な事をいいますと。 今回のメ キシコ旅行中、、、私はちょっぴりストレスを感じておりました。 『ストレス』 という表現は失礼ですね。 (T さんごめんなさい。。。 このブログ教えてないけど。 笑) でもね、、、外に出かける度に心の底がちょっぴりざらざらしていたのは事実。 前回の投稿に書いたとおり 今回のメキ シコ旅行はその全行程に専用の運転手とボディーガードが 同行してくれたんです。 「おぉぉ、、、ボディーガード付きなんて、VIP待遇だわっ!」 そう思ってウキウキしてしまったのはほんの半日だけ。 その後は何やら落ち着かない気分にさせられます。 そもそも警護をつけてもらう必要なんて全くない一般庶民の私達。 行き先も平民らしく、地元のマーケットや公園、安いレストランなどがほとんどな訳ですよ。 そんな私達が5~6人ものボディガードに囲まれているって、、、 ---- やっぱりヘンですよね? それにプライバシーのなさだってもちろん問題。 家から一歩出た途端、 行き先がどんなに近くても、外出の用事がどんなにくだらない事でも 常に複数の人間の目に囲まれているって、、、 ---- やっぱり気になりますよね? 私達なんて、ほんの数日の滞在だったから 落ち着かない気分も、旅の高揚の一部になってくれて逆に楽しかったのですが、 この環境下でずっと生活するのだとしたら、私はきっと息がつまってしまうことでしょう。 セレブなT 夫 妻のメ キシ コ生活。 垣間見させてもらっただけだと羨ましい事だらけだったけど。 実際に日々を送るとなると、うかれてしまう事ばかりではないのかもしれません。 ちょっと考えてみれば当たり前のこと。。。 言葉も習慣も違う海外で、しかも治安に不安がある故に 24時間の警護をつけられての毎日が気楽なはずはないでしょう。 人目を気にせずに羽を伸ばしたい時だとか、 夫婦の間だけの留めておきたい事だとか、 そんな諸々を諦めた生活を強いられるわけです。 T 夫妻は制約のある生活のなかで、まずは自分達に与えられた責務を まっとうしているんですよね。 そしてその上で駐在生活を満喫している、、、そんな彼らに改めて敬服し、 「あたしも周りに文句ばっかり言ってないで、頑張らなくっちゃ…。」 そんな気持ちにさせられたメキシコ旅行だったのでした。 下記はメ キシコで食べた美味しいものたち。 グルメなT夫妻お勧め料理はどれも美味しくて、メキシ コの食文化の深さに 感じ入りました。 最後におまけ。 海外で生活していると出会いと別れがつきものです。 数年の駐在生活の為にやってきていずれ別の地へと移ってゆく人たち。 どれだけ仲良くなっても、いえ、仲良くなるからこそ 「いつこの人はいなくなっちゃうんだろう。。。」 そんな不安と諦念とを心の底に持たずに 人とは付き合えません。 南カ リフォルニアにいた頃のT夫妻ともまさにそんなお付き合いでした。 頼りがいのあるお兄さんとお姉さんという感じの2人が私は大好きだったけど 「いつまでいてくれるんだろう、、、いつ 『実は、、(異動することになったの…)』 って 切り出されるんだろう。。」 そんな一抹の怯えを心の奥にいつも持ち続けていました。 人との別れを繰り返す、その度に私には心の中でつぶやく言葉があります。 Hope our paths will cross again in the future. 私達の路がまた将来交差することがありますように。 一人一人が持っている人生の道筋。 それが交差したからこそ、T夫妻と知り合いになる事ができたのでしょう。 Tさんのメキシ コ駐在によってその路は一旦離れてしまったけれど また将来、どこかで私達の人生の路が重なりあいますように。 また、どこかでお会いできるご縁がありますように。 それまで私は私の路で人生を充実させられる様に頑張りますね。 そんな想いを新たにして、 最後は楽しかったメ キ シコからアメリカへの帰途へとつきました。 おしまい。
by emica96
| 2008-03-31 05:14
| 旅のつれづれ
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